【カラーで髪質改善とは】美髪カラーは潤う艶髪を叶える【栄養たっぷり】

目次

通常のカラーと美髪カラーの違いとは

美容室では、カラーによる傷みを和らげるためにカラー剤に薬剤を添加したりしますが、説明を受けたことはあるでしょうか?

サロンによってどんなものを入れてるかは様々で髪質改善はこれ!みたいなのは特に決まりがあるわけではないんです。

髪質改善を得意とするにあたって、ヘアカラーにどういった効果があるものをどのくらいの割合で混ぜるかは非常に重要になってきます。

なぜヘアカラーに混ぜるのか?

それはヘアカラーは染料を内部に入れ込む為、毛髪を柔らかくし膨らませるようになってます。

この時に一緒にヘアケア成分を入れこむと反応も良く効率が良いわけです。

ダメージを抑制するものや毛髪を強化、修復するもの、薬剤の効果をあげるものなどなど。

内部に上質なケア成分を入れ込んだら、外部も特別なコーティングでケアをしていきます。

多種多様な効果を持つ薬剤を組み合わせ、綺麗な髪質に近づけていくといった感じですね。

なので考えうる限り最も効果が高い組み合わせを取り入れて、美髪カラーとさせていただいてます。

知る人ぞ知る最高の商材を厳選して仕入れてるので、近隣で同じ内容の髪質改善をしてる美容室はまず無いと思います。

そしてもう一つカラーで傷ませないために大事なことがありまして、それは【カラーの塗り分け】です。

明るくしたいところには明るくするパワーのあるカラー剤を塗りますが、明るくするというのはそれだけ髪の毛に負担が掛かります。

これ以上明るくする必要の無いところにまで一緒に塗ってしまうと余計なダメージになるわけですね。

明るくする必要が無い部分には発色メインのカラー剤を調整し、無駄なダメージを負わせないことが可能です。

これは【トリートメント以上に大切な要素】になります。

セルフカラーをしてる方の髪の毛がバサバサに傷んでしまう理由は、この塗り分けができないところもあるんですね。

髪質改善カラーの処方とは

実際にどんなものをカラー剤に混ぜているのか・他に薬剤をどんな目的で使用しているのか分かりやすく説明したいと思います。


カラーにMIX】※必要に応じて

活性ケラチン:ダメージして流出してしまった部分に入り込み毛髪と結合することができる修復のメイン成分。最も落ちにくいケラチンと言えます。

プレックス剤:髪の毛のケラチンと結びつくことで架橋を促し強度アップ。アルカリダメージを抑える。髪の毛全体に網を張って毛髪を強化するようなものです。

ブレンドアミノ酸:髪の毛を構成する成分でもあり、薬剤によるタンパク変性を抑制できる。ケラチンより更に細かい部分を補修+質感向上効果とダメージ軽減効果が秀逸。

ポリオール:高い保湿性や栄養成分を髪の隅々まで送り届ける(浸透促進効果)。お肉をお酒に漬け込んでおくと柔らかく仕上がるようにタンパク変性が起きて硬くなるのを防ぎます(ダメージ防止)。

CMC:脂質成分で高い保湿効果を持ち、保水力の向上としっとり感が増すので潤いと柔らかさがでます。お肉を焼く時に油がないと焦げて硬くなるように、脂質はとても大事です。

ポリフェノール:ポリフェノールの一種であるタンニンを使用。タンパク質を凝集する作用があり、軟化を抑えたり毛髪強化(ハリコシUP)に繋がります。効果的にはプレックス剤の強化版みたいなものですが矯正やカラーの邪魔にもなりえる成分なので使いどころが重要。

【カラーお流し後】

ケラチンシャンプー&ケラチントリートメント

活性ケラチンによるダメージ要因の薬剤不活性化+補修成分の追加

酸コーティングシリコンコーティング

樹脂酸のセラックやジマレイン酸ポリマーで艶とハリコシを強化。特殊なアミノ変性シリコーンのコーティング力を使いスベスベ感と柔らかさを与える。

優秀な疎水化・艶向上・高熱ダメージ防止が期待できます。

疎水化とは水を弾くことです。身近な物でいえばスポンジがありますね。スポンジは最初は水を弾きますが、使っていくうちにくたくたになり水を吸いやすくなります。

髪の毛も同じで疎水部分がダメージによって水を吸いやすくなってしまい、ハリコシがなくなり乾きづらくなります。

疎水性に近づけてあげることで健康毛に近づくということです。

【お席にて】

C OIL シルキーな艶とさらさら感の効果がとても高く、櫛通りがとても滑らかに。

C FINNISH CREAME アホ毛のおさまりや毛先の艶とまとまり感の効果が秀逸。さらにべたつかず、使用した後は手に馴染ませておけば保湿クリームになり使い勝手も良い。

Protector Mist UVケア効果があり紫外線や熱によるダメージを緩和。とてもサラサラな質感に導きます。


薬剤のダメージによるタンパク変性を限界まで抑えて、毛髪の構成成分である活性ケラチンやアミノ酸を補強する。

ポリオールやその他成分で深くまで浸透させ、毛髪内部を満たしながら架橋反応を起こすことで、内部をしっかり修復し毛髪強度をアップ。

ダメージした髪の毛は親水性となり、水分を吸着しやすいので疎水化コーティングをする。

2種類の表面コーティングで外部補修をして艶や質感の向上。直後のアイロン脱水によるカラー褪色の防止・熱耐性を上げます。

アウトバスオイルトリートメントを使用し艶・質感・櫛通りの底上げとダメージ予防を期待できる。

様々な成分はアイロンの熱で脱水をすることでより結合を促進、定着させる。

最後に質感向上のスタイリングトリートメントを毛先と表面に軽くつけて【髪質改善】とします。

繰り返せば繰り返すほど良くなっていく理由

結合性のある質感の良い成分を使うことでどんどん髪質は良くなっていくわけですが、それだけじゃありません。

栄養成分を髪にくっつけていくことをプラスのヘアケアとするならば、髪にとって良くないものを除去していくマイナスのヘアケアもとっても大事です。

アルカリ・過酸化水素・活性酸素・還元剤】これらですね。

それらの中和・除去を毎回繰り返ししっかり施術することが、頭皮改善・髪質改善に繋がるわけです。

薬剤ダメージから守る・薬剤を残さない・栄養成分で毛髪を修復、強化する

これらの3要素が髪質改善に欠かせないものと考えています🫧

また大前提として、基本的に薬剤は極力頭皮につかないようにしてます。

カラー剤がしみたりアレルギーがでてしまったりと、やはり頭皮に良いものではないからです。

長いお付き合いをしていくんですから10年20年先のことも考えるのは当然ということですね。

まとめ

ただのカラーと美髪用のカラーとでは使う薬剤の種類や量が全然違います。

もちろんこれはお店によって違いますが、これだけこだわりぬいてます。

髪の毛と向き合い、やれることは全部やる。

喜んでもらえたら嬉しい、ただそれだけです

若干の癖緩和はありますが癖が伸びる訳ではないので、癖にお悩みの方には美髪矯正をしてから美髪カラーをおすすめしています。

常に良い情報と商材を仕入れて、更なる髪質改善を目指していきますのでよろしくお願いします🫧

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次