ニキビの原因とスキンケア対策

ニキビの原因は複合的なもの

ニキビはさまざまな要因によって引き起こされます。

一つだけ気をつければ大丈夫というわけではないので、根本的に治療するのであれば原因を知っておかなければなりません。

一般的なニキビの原因をいくつか挙げますが、個人の状況や生活習慣によっても異なる場合があります。

1. 過剰な皮脂分泌: 皮脂腺からの過剰な皮脂分泌は、毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となる可能性があります。
2. 毛穴の詰まり: 皮脂や角質が毛穴に詰まると、炎症を引き起こし、ニキビが発生することがあります。
3. 細菌感染: プロピオニバクテリウム・アクネスと呼ばれる細菌が毛穴内に増殖すると、炎症が起こり、ニキビが形成される可能性があります。
4. ホルモンの変化: 思春期や月経周期の変化など、ホルモンのバランスが乱れることがニキビの原因となることがあります。
5. ストレス: 長期的なストレスは、ホルモンのバランスを崩し、皮脂分泌を増加させることでニキビを悪化させる可能性があります。
6. 食生活: 高GI（グリセミック・インデックス）の食品（糖分や精製された炭水化物）の摂取や、乳製品、チョコレート、ジャンクフードなど一部の食品の摂取がニキビの原因となる可能性があります。
7. 悪化する環境条件: 汚染された環境や湿度の高い環境、物理的な刺激（摩擦や圧力）、化粧品の過剰な使用なども、ニキビの発生を促進する可能性があります。
8. 遺伝的要因: ニキビは遺伝的な要素も関与している可能性があります。家族にニキビが多い人がいる場合、自身もニキビの発生リスクが高いかもしれません。

これらは一般的な原因ですが、個人の状況や体質によっては他の要因も関与している可能性があります。

アクネ菌がニキビを作る

ニキビとアクネ菌（プロピオニバクテリウム・アクネス）の関係性は密接です。

アクネ菌は、通常皮脂腺や毛穴内で生息し、皮脂の分解を行います。

1. アクネ菌の存在: アクネ菌は通常、健康な皮膚にも存在しています。しかし、特に皮脂の分泌が増加したり、毛穴が詰まったりすると、アクネ菌の数が増え、増殖する環境が整います。
2. 毛穴の詰まり: 毛穴が詰まると、アクネ菌が毛穴内に閉じ込められ、酸素が制限された状態になります。これにより、アクネ菌は増殖しやすくなります。
3. アクネ菌の作用: アクネ菌は、皮脂を分解して脂肪酸を生成します。この脂肪酸は、炎症を引き起こすことがあります。また、アクネ菌が増殖すると、毛穴の内側で炎症反応が起こり、ニキビの形成に関与します。
4. 炎症の悪化: アクネ菌の増殖と脂肪酸の作用により、毛穴内で炎症が進行します。これにより、赤く腫れたニキビや膿を含むニキビが形成される可能性があります。

ニキビ治療では、アクネ菌の制御も重要な要素です。

一般的な治療法には、抗菌作用のある外用薬（ベンゾイルパーオキシドや抗生物質）や、アクネ菌の増殖を抑える内服薬（抗生物質やレチノイド）が使用されることがあります。

ニキビの種類は何種類もある

ニキビには、一般的に以下のような種類があります。

1. ニキビ（コメド）:

• 閉塞性コメド（黒ニキビ）: 毛穴の詰まりが酸化して黒く見えるもの。
• 開放性コメド（白ニキビ）: 毛穴の詰まりが毛穴の開口部から見えるもの。

1. 炎症性ニキビ:

• パパules: 小さな赤い隆起で、炎症が軽度なもの。
• ピュストゥール: 膿を含んだ赤い隆起で、炎症が進んだもの。
• ノード: 深部に存在し、痛みを伴う大きな赤い塊状のもの。
• シスト: 皮下にある大きな袋状の塊で、膿を含むことがあります。

一口にニキビといっても、これだけの種類がありそれぞれで対処法が異なるので注意が必要ですね。

また、一つのニキビが他のタイプに進行することもあります。

それぞれのニキビの対処方法

1. ニキビ（コメド）:
   • 閉塞性コメド（黒ニキビ）と開放性コメド（白ニキビ）は、軽度のニキビであれば自然に改善されることもあります。適切なスキンケアや毛穴の詰まりを予防するための洗顔や皮脂コントロールが有効です。また、専用のコメド抽出器具を使用して、専門家の指導のもとでニキビの詰まりを取り除くことも考慮されます。
2. 炎症性ニキビ:
   • パパules: 軽度の炎症を伴うニキビであるため、適切な洗顔とスキンケアが重要です。ベンゾイルパーオキシドやサリチル酸などの外用薬が一般的に使用されます。
   • ピュストゥール: 膿を含んだ炎症性ニキビです。皮膚科医による適切な処置が必要で、抗生物質や抗炎症薬の外用薬、場合によっては内服薬が処方されることもあります。
   • ノードおよびシスト: 深部にある大きな炎症性ニキビであり、自己処理や無理な絞り出しは避けるべきです。皮膚科医による処置が重要で、内服抗生物質や抗炎症薬、場合によっては手術的な処置が必要となることがあります。

軽微なニキビでしたら正しいスキンケアである程度対応できると思います。

スキンケアのおすすめをまとめてありますので、ぜひご活用ください。

何を使用するかの根拠を持とう

スキンケアのオススメ記事を紹介しましたが、どういう基準で選ぶのかは自由です。

ただし、有名人がおすすめしてたからとか

広告で流れてきて良さそうだったからとか

パッケージが可愛いからとか

店頭で目立つ所にあったからとか

こういった理由で選ぶのはオススメできません。

インフルエンサーやネット記事は案件(報酬が発生するため使ったこと無いものを堂々と紹介してたりします) がほとんどだったりします。

ブランド料や過剰な広告、お洒落なパッケージは価格に転嫁され１番大事な中身の成分や濃度にも影響します。

どれくらいの濃度なのかで効果が変わりますが、成分表見ただけでは実際のところ分かりません。

ですが、ある程度の成分情報は知っておけば、大したものではないのに高いだけの商品を買ってしまうということは避けれるかもしれません。

時々でも、手に取った物の成分を１つでも調べてみるのも良いですね✨

結局のところ、大手ではなくて広告費もかけてないが、商品開発力が高く信頼できるメーカーの製品は素晴らしく、自分はそんな商品を取り扱いしています。

自分のお肌を大切にしてあげて下さい🫧