【原料を使いこなせば高い効果を得られる】システムトリートメントを使わなくなった理由

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システムトリートメントより原料を使用したトリートメントが良い理由

一般的に2〜5種類のトリートメントを順番に使用するセットトリートメントでして、

有名どころだとXトリートメント・ウルトワトリートメント・oggiotto・TOKIOなどでしょうか。

自分がまだケミカルに詳しくなかったころ、リンケージやコンポジオ・oggiotto・ムコタ・TOKIOとさまざまなトリートメントに触れてきました。

5ステップ以上になってくると確かに仕上がりは良い。

ですが、どれも持続性がいまいち。

根本的に髪質改善するにはこれでは駄目だと思ったわけです。

で、ケミカルの内容を知り、トリートメントの内容を知り、それぞれのシステムトリートメントを調べました。

そうするとメーカーの売り文句というか独自のケミカルの一部に懐疑的なものが多いことに気づいたんですね。

あるトリートメントは、「悪玉活性酸素を除去できる唯一の成分・水素でトリートメント!」

あるトリートメントは、「特許を取得!毛髪内部で結合しあって高分子化で強度+140%」

あるトリートメントは、「薬剤除去も何もなく被膜系トリートメントのみ。」

あるトリートメントは、「そもそも傷む原因を作ってる。」

活性酸素を除去できる唯一の成分?

そんなことはないです。たくさんあります。

水素トリートメント?

水素で毛髪は修復しません。

特許取得?

謳ってる内容と特許内容が関係ないです。

毛髪内部で結合?

結合する条件がよく分かりません。

と、まぁいろいろ疑問になることが多いんですね。

結論、トリートメントでクオリティを高めるには、原料を薄めて誰でも扱いやすくしたようなものではなく、効果の高い原料を自分で組み合わせた方がいいことに気づいたわけです。

大手が美容室向けの商材としてだすのは、商品開発に時間がかかるし原料品は出してくれません。

ケミカルの大先生が研究し効果の高い原料を製品化した物を、自分で調整して使用する方法が応用も効きますし髪質改善を追究できます。

何より仕事をしててこれほど楽しいことはないですね✨

毎日薬剤の微調整を考え試しながらクオリティを上げてくことが、ただ決められたことをやるシステムトリートメントより、美容師の成長として欠かせない大切なことだと感じています🫧

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