最近新しく取り入れているものになります。
リンとは人体に必要なミネラルの一種で骨や歯を形成する。
カルシウムに次いで多く、成人の体重の約1%を占めています。
リン酸やリン脂質など多岐にわたります。
リン脂質は乳液などに使用され、しっとりとした質感がとても優秀。
リン酸はリン酸脂質のステロール類の酸で、すべすべとしたとても良い質感を持ち架橋効果があります。
とにかく双方質感が良いものになり、美容成分として有効です。
またリン酸は優れたキレート効果(金属イオン封鎖)を持ち、不必要な金属を流します。
キレート効果として期待できることが、カラー剤による過剰な発熱の防止・補修成分のシスティンと金属イオン成分によるフレーキング現象の防止。
毛髪にフレーキング現象が起こると白い結晶が張り付き、簡単には取れません。
補修成分のシスチンとは、毛髪のケラチンを構成する成分の一つであり最も割合が高い。
シスチン同士が離れるとシスティンとなり、このシスティンが欠損したり変性することが1番のダメージ要因になります。
【一種のリン酸】はスルホン化化合物を架橋することが可能であり、補修成分であるスルホン化ケラチンのサポートに期待ができます。
つまり優れた質感を持った補修成分でもあり、他の補修成分の効果を上げることができるわけです。
使用タイミングとしては前処理やカラーのお流しの時に使用してます✨
髪質改善に効果的な注目成分の1つですね🫧
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