ヘアケアにおいて、内部を満たした次は外部コーティングです。
コーティングをすれば髪を艶々にでき、指通り・質感が改善します。
このコーティングをする成分も多種多様な中から厳選してるわけですが、分かりやすいように説明させていただきます!
コーティングは大まかに3種類に別れます。
- 酸系(架橋効果)
- オイル系
- シリコン系
- 高分子系
酸系は美容室では酸熱トリートメントとして髪質改善メニューで使われています。
酸同士が架橋しあい、例えるならばギプスをはめたようなイメージです。
ハリコシや乾かした時のさらさら感は素晴らしい物があります。が、デメリットとして濡れてる時がギシギシになりやすいことと、高温のアイロン施術や酸性に寄らせるのでダメージが少なからずあります。
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自分が使う酸系コーティングの1つとしてセラック(樹脂酸)も酸系の1つで評価が高いですね。
艶とハリがかなりでる優秀な成分ですが、扱い方を間違えるとがさがさになりやすく専門知識を必要とします。
扱いやすく効果が高いものとして、マレイン酸ポリマーが毛髪との結合性も高く他にも優秀な効果があり愛用しています。
高分子系はケラチンポリマーとシスチンポリマーを活用しています。
どちらも髪の主成分で活性型なので毛髪との相互性も高く、高分子の純粋なヘアケアとしてこれ以上優秀なものはないかと思います。
他でいえばキトサンやソルビトールも良い質感で艶もでますが、シャンプーをすれば落ちるので1日限りになってしまうんですね。
できるだけ持ちを良くするためには結合性が重要なんです。
オイル系は、アウトバストリートメントやスタイリングオイル等です。
アウトバスによく使われるのは揮発性の高いオイルで、スタイリングによく使われるのは植物性のオイルで不揮発性です。
簡単にさらさら感やしっとり感と艶を出せますが、洗えば落ちます。
日常として使用をお勧めするのは、シクロペンタシロキサンオイルのアウトバストリートメントですね。
質感がとても優秀でC OILがアラシルクという質感が良すぎる原料を特濃で配合しているアイテムになり愛用しています。
シリコン系は一般的なトリートメントに含まれている成分です。
比較的安全性が高く、艶や手触りの質感が最も良い成分の1つともいえます。
ですが、量が多いと髪の毛が重くなり乾きづらくなります。
安価で質感を上げれるので配合量が多い市販シャンプーが多いですから気をつける必要があります。
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そのシリコンにもいろいろ種類があり、効果の高いシリコンはなんなのか?
と探しまして、現在使用しているのが被膜形成性アミノ変性シリコンと呼ばれる成分を使用したヘアケアミストを活用しています。
一般的な物と比べてどう違うのか?
まず、アミノ変性シリコンはカチオン化したアミノ基がアンカーになるため毛髪への付着性が高くなります。
※カチオン(シリコン)とアニオン(ダメージ毛)は磁石みたいに引き合うため。
高い効果を持つヘアケア化粧品の多くに配合されていたりします。
ですが、アイロンやドライヤーなどの熱ダメージ防止効果やカラー染料の褪色防止効果の機能は十分ではなかったわけです。
その問題点を背景にヒートプロテクション効果や褪色防止効果を高めた被膜形成性シリコーンが開発されました。
この特殊シリコーンは被膜形成をしてくれるので質感がとても良く、ダメージ毛を疎水性の高い健康毛のような仕上がりに近づけます。
熱耐性とカラー褪色防止効果も高く、かつ蓄積していくタイプのケア剤なのでシリコンの最上位クラスともいえるわけです。
髪質改善メニューにおいて、最後に脱水工程が必要なので相性抜群のアイテムになるんですね🫧
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